「円盤の岡山収穫祭 2013!! 」を9/21・22の2日間で開催



東京高円寺の多目的ショップ円盤が、毎年全国の様々なジャンルの猛者たちを
東京に集めて行っていた恒例のイベントを、十周年を記念して出張!
第一回を岡山、PEPPERLADと城下公会堂の2会場・2DAYSで開催します!
ロック、民族音楽、邦楽にDJ、レクチャーまで。
「これぞイベント!」な名物祭が初のイベントまるごと出張です!
 
<9月21日(土)開場・開演 16時(※時間ご注意ください)
会場:PEPPERLAND 700-0011 岡山市北区学南町2-7-4(086-253-9758)
【出演】 
倉地久美夫(「詩のボクシング」全国大会チャンピオン・奇才SSW、from福岡)
柳家小春(新内・端唄・三味線弾唄い、from東京)
岸野雄一(aka.ヒゲの未亡人、from東京)
直川礼緒(日本口琴協会会長、from東京)
テニスコーツ(from東京)
ケバブジョンソン(歌心トリオバンド、from東京)
Mark Sadgrove(自作楽器奏者、from東京) 
jugz(ストレンジポップバンド、from岡山)
能勢慶子Pepperlandマネージャー、from岡山)
七曲竜aka.NANA ex.日本脳炎・LABCRY、from岡山)
犬風(荒野のブルースマン、from大阪)
文谷昌弘(駅前旅館、from岡山井谷享志(打楽器奏者・藤井郷子トリオ、from東京) 
andmo'(テルミンデュオ、from大阪)
Test Pattern Projectionfrom岡山円盤田口(from東京)
【出店】
珍庫唱片NGOO useless sound pit)(中古レコード出張販売、from四日市)
円盤(自主制作物体販売、from東京

<9月22日(日)開場・開演 17時(※時間ご注意ください)
会場:城下公会堂 700-0814 岡山市北区天神町10-16城下ビル1F(086-234-5260)
【出演】 
ゑでぃまぁこんフルメンバー・セット、from姫路)
倉地久美夫(「詩のボクシング」全国大会チャンピオン・奇才SSW、from福岡)
柳家小春(新内・端唄・三味線弾唄い、from東京)
菊池誠大阪大学教授、from大阪)×岸野雄一(aka.ヒゲの未亡人、from東京)
直川礼緒(日本口琴協会会長、from東京)
テニスコーツ(from東京)
Mark Sadgrove(自作楽器奏者、from東京)
te_ri(変調Gt&Drデュオ、from岩手・岡山)
井谷享志(打楽器奏者・藤井郷子トリオ、from東京) 
コイケ龍一(カリンバ奏者、from岡山)
 円盤 田口(主催、from東京)
【出店】
珍庫唱片NGOO useless sound pit)(中古レコード出張販売、from四日市)
円盤(自主制作物体販売、from東京

<料金>
両日:前売り・当日共に 2,500円(別途ドリンク代500円必要)
※両日参加特典アリ!
※22日入場時に21日のチケットを提示すると22日のチケット代金から500円割引き!




<出演者紹介>(50音順、文:田口史人)

andmo'
ロシアで生まれた触れずに演奏する楽器、世界初の電子楽器テルミン。その出自には多くの謎があることからドキュメント映画まで製作され話題を呼んだカルト楽器の王様。そのテルミンの使い手二人によるデュオ。テルミンの演奏家というと、かしこまって演奏するか、テキトーな電子音飛び道具にするかどちらかに偏りがちなところを、このデュオは正確なピッチコントロールと独創的な奏法で、プログレッシヴロックな演奏を聞かせる面白いグループです。

井谷享司
ジャズ系の打楽器奏者として、藤井郷子グループなどに参加する一方、詩人・三角みづ紀や、富山の異端フォークシンガー大谷氏など、幅広いアーティストと共に演奏。本人の意思を超えて脱音楽な地平にまで踏み込んでしまうプレイに何度となく驚かされ、円盤としてはこの人の面白さをちょっと知ってもらいたいと思って今回大フィーチャー。

犬風
現在大阪在住、カセットレーベル、キコリレコード主催。CDの発売を拒み続けているため、その知名度は高くありませんが、90年代よりギター一本で、正に飢えた犬のように孤独に咆哮する姿は、見たものの心を捉えて離しません。アンダーグラウンドロックというものがあるならば、彼はそのど真ん中に立っているような人。王道中の王道。これがうたで、これがロック。

ゑでぃまあこん
姫路を代表する超美メロ・バンド。メンバーそれぞれのキャリアを忘れさせるその美しい音と歌は、例えて言うならアシッドフォーク版のカーペンターズ。岡山には久々の登場。6人編成のフルセットで登場します。

菊池誠
andmo'の一人でもある、大阪大学教授。科学のフリをした「ニセ科学」の研究者として知られ、そのボーダーラインにあると見られているさまざまな事象を、現在の科学でどこまで否定肯定できるのかを驚くほど明快にお話してくれます。たとえば、マイナスイオン、血液型、波動、今国民みんなが気になっている放射線など。聞きたいことある方も大歓迎。

岸野雄一
東京を代表する音楽家で批評家で公式肩書きは「勉強家」。美学校音楽コース顧問、京浜兄弟者主催。映画音楽の専門化としてNHK教育の坂本龍一の番組に今年出演したのが記憶に新しいところ。しかし、その本領は私はエンターテナーであると思っています。ヒゲの未亡人はじめ、ビッグバンドのワッツタワーズなど、舞台人、演出家としての岸野氏の実力は筋金入り。今回は歌におしゃべりにDJにと大活躍していただきます!

倉地久美夫
福岡が生んだ奇才。第2回「詩のボクシング」全国大会で優勝したことから注目度が上がり、一昨年には彼を追ったドキュメント映画「庭にお願い」も公開されました。その卓抜したギター・テクニックと朗々とした歌声、そして、夢幻的な詩の世界、そのすべてがあいまって、唯一無二の個性的な世界なのに、なぜかスタンダードな感触もある、「知らない国のトラディショナル音楽」を聞いたような気にさせる本物すぎる音楽家。菊地成孔、外山明とのトリオによる作品を中心にCDも多数。

ケバブジョンソン
ニューカマー代表。東京で活動するポップ・バンド。ファンキーでポップなメロディ、超洗練されたフレッシュな歌心と歌詞世界、これぞ都市のポップス、はっぴいえんど、ティンパンアレイから連なる和ポップスの王道は彼らのようなバンドを言うはず。最新作「HOT PARK」でひと皮剥けた感あり。注目のバンドです。

コイケ龍一
最近東京から津山へ居を移したアフリカの民族楽器カリンバ、いわゆる親指ピアノの名手。さりげないエフェクトワークと解放感と創造力に満ちたパフォーマンスがすばらしいです。

jugz
よれよれでストレンジでポップなへんてこベテランバンド。数年前より岐阜から岡山に居を移し活動中。数々の謎の楽器で奏でられるサウンドは、日本のレッド・クレヨラの声もあり。ニッチなようで、実は地に足のついた重心の低さが本領。

田口史人
円盤店主。これを書いている人です。

直川礼緒
世界一小さくて美しい楽器、口琴。口に当てて弁を弾いて口の中で音を増幅させます。ド根性ガエルの曲などでよく聞く「ビヨヨ〜ン」という音のするあの楽器です。あの楽器は世界中にあって、特にユーラシア大陸では数多いのですが、そんな楽器を世界中に求め、日夜その普及と研究に勤しむ、「日本口琴協会」の会長がこの人。口琴に限らず世界中の民族楽器のオーソリティです。毎年世界のどこかで行われている「世界口琴大会」の審査員も勤めるこの世界の本当に凄い人。唯一のCD「シベリヤ発電脳世界行き」はコチャエ製作のドラッギーな衝撃ジャケットで発売中。

te_ri
東京で結成された、ややこしくて小さい音の奇天烈な楽曲を演奏する、ノンエフェクト直結ギターと、ちっこいドラムのデュオ。今年、ギターが岩手県は花巻へ、ドラムが岡山へそれぞれ帰省して遠距離バンドに。岡山の皆さんよろしくお願いします。

Test Pattern Projection
岡山ペパーランド周辺オールスターズ。テストパターンの村岡充を中心に大人数で駆け抜ける。今回はラストに円盤店主を加えてエンディング演奏します。メンバー:村岡(gt)、林(synth)、ハカタ(dr)、藤井(synth)、横山(gt)、石原(gt)、ジロウ(gt)、まさお(dr)、岡(gt)

テニスコーツ
さや、植野隆司、二人の自由人が生む歌の世界。なにもないところからうたが立ち上がってくるような、まっさらなところから始められるのが彼らの凄いところ。美しい歌を歌う、かもしれないし、何もない荒野を体現するかもしれない。つまりは生、なわけで、生を体現させたら右に出るもの無し。世界中で活動中。本拠地なし。

七曲竜
元ラブクライ、バチラスブレインズ、私が初めて彼=NANAを見たのはモレキュールズというアメリカのへんてこバンドに在籍する唯一の日本人として、つまり来日アーティストとしてでした。次に見たときは身長2mで、いつの間にかラブクライで超クールな存在としてステージに立っていた。とにかく立ち姿が最高にヒップでロックな、「スター」。岡山在住。

能勢慶子
おなじみ、ペパーランドを仕切っている人。むき出しの歌。生で聞くのは私は今回が初めてです。

文谷昌弘
いわずと知れた駅前旅館のフロントマン。今回は井谷享司の打楽器とガチンコバトルしてもらいます!パンク詩人とはぐれ打楽器の共演です!

Mark Sadgrove
ニュージーランドから量子力学の研究のために来日した科学者。であり、同時に数々の自作楽器を製作する音楽家。ロボットがギターを奏でる「オートギター」や、八個の不安定なフィードバックシステムが揺らぐ「タコ」など、機械感むき出しの「楽器」から独特な音を生み出し、独創的な演奏を披露する奇才。もちろん岡山初上陸です!

柳家小春
江戸時代の流行歌である、端唄、新内の演奏者。師匠は名人・柳家紫朝。三味線音楽全般をかしこまらずに指南してくれるその柔軟な演奏にファンも多く、ジャズや民族音楽、ロックの演奏者などとの越境共演も多い。ドラマーの久下恵生を迎えて録音した初CDも今年発売されたばかり。一方でイラストレーターとしても本名のイソノヨウコ名義で活躍中。ヒカシューのジャケットの多くを手がけてもいます。





※タイムテーブルは急な変更等あるかと思います。あくまで目安としてお願いします。

<21日タイムテーブル
16:00 OPEN
16:30 jugz
17:00 能勢慶子
17:30 直川礼緒(サブステージ)
18:00 andmo'
18:30 七曲竜+テニスコーツ
19:00 柳家小春(サブステージ)
19:30 倉地久美夫と井谷享司
20:00 直川礼緒と柳家小春とMark Sadgrove
20:20 ケバブジョンソン
20:50 岸野雄一 with ケバブジョンソン
21:20 犬風
22:00 文谷昌弘+井谷享志
22:20 Mark Sadgrove(サブステージ) 
22:40 Test Pattern Projection+田口

<22日タイムテーブル
17:00 OPEN
17:30 te_ri
18:00 コイケ龍一×直川礼緒
18:30 岸野雄一×菊池誠
19:30 倉地久美夫(リーディング)+テニスコーツ
20:00 柳家小春らによる新内「明烏」(テニスコーツ、Mark Sadgrove、井谷享司ほか出演者参加)
21:30 ゑでぃまぁこん



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