7/29(月)は「円盤のレコード寄席~宣伝用配布レコードの世界」

フライヤーの下地は味の素レコード



東京は高円寺の多目的ショップ「円盤」店主、田口史人によるトークイベント。

流行歌を作るためではない、主に生活の中で様々な目的を持って作られたり
使われたりしてきた「日本のレコード文化の本当の主流」である
レコード世界の裾野を訪ね歩く会。

今回はその中でも最もよく知られていると思われる、何かを買ってもらうために、宣伝のために配布されたレコードのいろいろを聞きます。
商品説明、CMソング、記念品でもある社歌なども紹介する予定。
中でも多いのは、酒、車、銀行、そして商業施設。
え、こんなものを売るために?!という意外な盤なども紹介。

ここでしか買えない円盤の人気商品やオリジナル商品の出張販売もあります。

9月イベントの予告映像も流します!



コカコーラ、ふとん、チェルシー、バイク、ひげ剃り!?

<日時・会場> 
日時:7月29日(月) open 19:00/start 19:30
会場:城下公会堂 700-0814 岡山市北区天神町10-16城下ビル1F(086-234-5260)
料金:1,000円 (要別途1ドリンク500円)

<出演>
田口史人(円盤

<フライヤーデザイン>
COCHAE

フライヤー裏面


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なぜ人はこんなにもレコードを作ってしまったのか?

岡山でも昨年の3月にケッチの石原くん主催イベントでレコード寄席を一度開催しました。
今回は2回目になりますが、もちろん初めての方もちゃんと楽しめます!
未体験の方にたくさん来て頂きたいですー。前回、色々感じた方もゼヒ!

ノスタルジーや自己主張ではなく、無数のレコード達は我々の生活そのもの!
じっくり向き合えば様々な物語が見えてくる〜。

昨年開催した「レコード寄席〜基本編」の告知文を以下に転載します。

☆☆☆
東京高円寺の多目的ショップ 円盤の店主田口が流行歌ではない生活の中で生まれ、
使用されてきたレコードを紹介する全国行脚トーク・イベント「レコード寄席」
日本各地の御当地盤、町の人々の自主制作盤はもとより、学校の卒業記念、
楽器教室の発表会、会社のPR、ニュース報道、果ては結婚式の引き出物や、
レコード・メディアの実験作まで、レコード文化の裾野に広がる広大な世界を探訪します。
はじめのうちは珍しい音源のように聞こえるかもしれませんが、聞いているうちに
誰もが記憶の奥底にある何かを揺さぶられ、さらには
「あれ、そういえば家に そんなものがあったような気が....」
と、忘れかけていた記憶の扉が次々と開いていきます。
そんな忘れかけていた日常が蘇るレコードがたっぷり聞けます。

例えば
幼稚園のピアノの発表会の記録レコード
卒業式の実況録音のレコード
警視庁が捜査に使ったレコード
農協の有線放送番組は実はレコードをかけていた
レコードを作る会社が自社の営業のために制作したレコード
結婚式の引き出物として作られたレコード
飲み屋のサービスとして自分が歌ったカラオケ歌唱がレコードに
ブロマイドとして制作されたレコード
絵はがきとして制作されたレコード
切符として制作されたレコード
雑誌として制作されたレコード
オモチャとして制作されたレコード
溝が片面に何本も切ってあるレコード
1分間に4回転しかしないレコード
さらには持ち主がカスタマイズしたレコード
中古レコードに紛れ込んでいた手紙
そして、ことあるごとにレコードを作るので、レコードを並べてみたら
作り手の人生が見えて来てしまった例などなど。

レコードが生活に密着していたがために見えて来るその時代、暮らし、
その生き生きとした姿をレコードにじっと耳を傾けて触れてみませんか。




<フライヤー設置ご協力店>
ありがとうございます!
(全て把握できておらず、掲載されていないお店もあるかと思います。すいません。)